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​Weird Tales(ウイアード・テイルズ)

70~80年代のHRに強く影響された大阪のギタリスト、藤田哲也は10代後半よりバンド活動を始めた。数年後より彼の敬愛するリッチー・ブラックモアらに強くインスパイアされたオリジナル楽曲を演奏し始めるが、数回のライブ活動ののちメンバーの脱退などで解散、活動停止を余儀無くされる。が、その空白期間を彼は作曲、既存曲のアレンジに費やし、楽曲のクオリティを上げていく。

2001年に音楽雑誌のメンバー募集ページにて岡崎勝利(Vo、のちにBOILING BLOODを経てABSOLUTEを結成)と知り合い、以前からのメンバーである金谷謙二(Dr)と合流し活動を開始する。以前脱退していた森永勝也(B)も復帰し新たなバンドとして名前をWEIRD TALES(奇妙な物語)とし、3曲入りデモCD-R「THREE STORIES」を制作、大阪西九条BRANDNEWでの初ライブにて無料配布を行い好評を博する。その後京都でもライブをしたが、藤田の体調不良により活動休止を余儀なくされる。

その間藤田以外のメンバーは他のバンドでの活動をしていたが、森永が2008年に急逝、翌年10月に彼の一周忌ライブにて、サポートに渕上浩史(B、後にABSOLUTE、FORCEFIELD 2016年逝去)を迎えて限定復活する。(結果的にこのライブがWEIRD TALESのラストライブとなった)

その後もバンド活動は叶わなかったが藤田はWEIRD TALESの楽曲を自身のライフワークとして改めて音源化すべく作業を開始する。ドラムの金谷に加えてキーボードに関西で数々のバンドで活躍していた田口雅敏(Key、後にBLACK MASTER MOUNTAINに加入→脱退)を迎えベースは藤田本人が弾き、10曲入りアルバム制作の完成を目指すことに。

岡崎のABSOLUTEでの活動や音源制作もあり制作はスローペースで進んでいたが、岡崎が東日本大震災のチャリティアルバム「RISING SUN」にMETAL Bless JAPANのメンバーとして参加、そこにABSOLUTEでの楽曲提供が困難だったことから、WAIRD TALESの制作中音源から「Magic Sign」を提供することになる。同曲はアルバム購入者から好評を博し、2012年6月の大阪でのMETAL Bless JAPAN大阪ライブでのABSOLUTEのステージに藤田が飛び入り、「Magic Sign」を演奏した。

その後、バッキングトラックは順調にレコーディングが進んでいたが、岡崎はリーダーバンドであるABSOLUTEでの活動があり、なかなかピッチは上がらずさらに空白時間は過ぎたが、2019年秋にようやく全ヴォーカルトラックの録音が終了、後は鍵盤やギターのソロの1部を残すのみとなった。

しかし、2020年1月2日、藤田が急逝。アルバム制作は中止の危機に見舞われたが、遺族の意思も確認したうえで岡崎は完成させる事を決意、藤田が残した録音機材から音源の抽出、確認作業を田口が担当、不足していたトラックの録音を経て、ミックス済の7曲のリマスタリングと未完成3曲のミックス及びマスタリングをHM/HRの音源制作に関して屈指の信頼を得るGALAXY BLAST MASTARINGが手がけ遂にWEIRD TALESのフルアルバム…「Under the Moon」
が完成した。

昭和、平成の時代を経て70年代から80年代にかけての古き良き様式HRを令和の世に問う珠玉の楽曲群をぜひ体感していただきたい!

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